★つれづれノート★

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★hosつれづれ編★

★★2001年9月★★



9月は終わりごろまでまったく覚えていません。
寝かされている間、右肺が肺気胸になりました(肺がしぼむこと)。
急遽、胸に孔を開けてポンプで空気を入れていたそうです。
夜中に突然なったそうで、家族が見舞いに来てポンプが突然あったので、「何これ?」だったそうです。

手術は9月の中旬頃だっそうです。
ちなみに、手術は塞詮術だったそうです。
手術後、脳波が出るようになってから、しばらくは反応があるような無いようなはっきりしない状態だったそうです。
呼びかけたら眼を開けて反応したものの、次に行ったら無反応だったりだったそうです。
この時、おぼろげですが夢を見てた気きがします。
笑われるかもしれませんが、川だか、湖を流されていく夢と登っていく夢・・
船とか、釣りとか、あとは長旅が出てきて。。でもなぜか水に関係する夢で、一番印象に残っているのは、水の中を泳ぐような感じの夢です。
ちなみに、私は水泳は出来ません(^^;

9月の後半からは、集中治療室から出て、一般病棟のナース室隣りの部屋に移り、両親によって外に連れ出してもらっていたそうです。
この頃の記憶は途切れ途切れで、景色が思い出している気がするのですが、もともと知っている場所なので、その時の記憶かどうかはさだかではありません。

聞くところでは、まだほとんど首の据わらない大きな赤ちゃんのようだったとのこと。
首の部分までサポートする車椅子に乗せてもらって、病院の玄関などで日光浴をさせてもらっていたそうです。

言葉ははっきりとはまだ喋れなかったようです。
先生らや家族の言葉に相槌を打つのから始まり、次に幼稚園児などが言葉を覚える際の「あいうえお」表を見て、指差しだったそうです。

9月の最終週には、なんとなく起き始め、自分が一般病棟にいるのに気づき始めたと思います。
それで、少しづつ書いて伝えようとしたのですが、そのときは顔がまだ動かなかったし、体全体が(特に右側が)重たく動きませんでした。
しかたなく、指差しと、左手で書いて「どこにいるのか?」を聞き、自分の状態を少しづつ認識していきました。
このころから面会謝絶も解け、倒れた時の友人などが来てくれ、より、倒れた時の状態を知ることもできました。


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